東京たまエコセメント工場から下水道に廃棄されたセシウムは下水道局で捕捉しきれずに毎月多摩川へ垂れ流していますが、今月は3600万Bq/一日でした。
※計算は下記に提示

【今月の考察】
 今月のたまエコセメントからの下水道への排出は123ベクレル/kgでしたので、3600万ベクレル程度の垂れ流しが毎日行われていたと考えられます。(稼働日数は月により変動しますが、年で平均化すると月25日程度)

■東京都議会もおおもめの挙句、都知事選へと流れ込んでいます。脱原発の動きなどもあるなかで、本当に気になるのは都内の既に汚染されてしまった場所、また、いまもまだ汚染が続いている場所に対して真剣に取り組んで欲しいということです。
(東京エコセメント工場の運営は東京都の影響下にあります)

そういう新しい知事さんが出てくれることを願っています。これからの東京のために。

■ 日の出町のちく林舎さんを主体とした多摩川の汚染を測る会の「多摩川汚染地図」も進んでいます。
世田谷以南の方々の参加が見込まれるとさらに流域の測定範囲が強化されると思います。大田区の方などご興味のある方はぜひhttp://www.geocities.jp/eco_cement/manabukai.htmlこちらのチラシに書かれた連絡先にお問い合わせください。


備考
※参考までに計測が始まった2011年7月からの数値を掲載しておきます。(単位Bq/kg)

2013年
12月 123(12月の多摩川への放流水に含まれていた汚染量:3600万ベクレル/一日)
11月 92(焼却炉停止中のため下水道局での汚泥分が不明のため総量は不明)
10月 114(10月の多摩川への放流水に含まれていた汚染量:3300万ベクレル/一日)
9 113(9月の多摩川への放流水に含まれていた汚染量:3300万ベクレル/一日)
8 89(8月の多摩川への放流水に含まれていた汚染量:2600万ベクレル/一日)
7 146
6 116
5 164
4 112
3 126
2 127
1 140

2012年
12 164
11 203
10 181
9 173
8 221
7 255
6 173
5 281
4 250
3 117
2 193
1 231

2011年
12 359
11 469
10 376
9 494
8 371
7 678(7月の多摩川への放流水に含まれていた汚染量:1億9千万ベクレル/一日)

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【フロー計算表】

※数字をクリックすると資料が出ます。
25年12月(13日)のエコセメントの下水道への汚染水の放流 は123Bq/L(36.1+86.9)

下水道局・八王子水再生センターの捕捉汚泥を焼却した灰は317Bq/kg(97+220)

317÷36(焼却時の濃縮率の逆算)=8.8Bq/kg(脱水汚泥の 放射能濃度) 

下水道局で捕捉できた放射性物質総量
8.8×74,000kg(74t/一日の脱水汚泥量)=651,200Bq
 
本来捕捉しなくてはならない総量
123×300,000L(300㎥/エコセメントからの下水道への一日の総排水量)=36,900,000Bq
多摩川に放流されている一日セシウム量 =36,900,000-651,200=36,248,800Bq(一日の排出総量)

一日の総排出セシウム量 3600万ベクレル
 
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