東京たまエコセメント工場から下水道に廃棄されたセシウムは下水道局で捕捉しきれずに、10月も一日当たり3300万ベクレルのセシウムが多摩川に放出された。
※計算は下記に提示

【今月の考察】
■10月も9月とほぼ変わらず114Bq/kgの汚染を発表した。こうして二年あまり計測値を並べて見て気になるのは、循環組合の表にある「金属回収汚泥」が今月からまた復活しており51.1Bq/kgもある。
当初より気になっている数値だが、これらは金属回収後に再度資源化されると聞いているものの、本当に再投入されるのだろうか。
もしこの51Bq/kgまでが環境に出ているとしたら汚染度はさらに増すことになる。

■25年12月1日には多摩川の汚染を本格的に時間をかけて計測していこうという専門家指導のもとの市民の会の取り組み「多摩川流域の放射性セシウム動態調査の基本を学ぶ会」が始まります。
チラシはこちら
※近隣の方々は是非ご参加をよろしくお願いします。25/12/1 AM10時 小田急線/和泉多摩川駅

それらはあくまで近隣の一般住民の中で、河川の影響を危惧している方が試料を集め、日の出町のちくりん舎で計測してデータ化していくことになっています。この取組がやがて地域の自治体に影響を与え、汚染を表面化することができるかもしれません。今も多摩川周辺で遊んでしまっている子どもたちや水をひいて農業に使用している方、アユやウナギを食している方々は是非関心を持って頂きたいと思います。


備考
※参考までに計測が始まった2011年7月からの数値を掲載しておきます。(単位Bq/kg)
2013年
10月 114(10月の多摩川への放流水に含まれていた汚染量:3300万ベクレル/一日)
9 113(9月の多摩川への放流水に含まれていた汚染量:3300万ベクレル/一日)
8 89(8月の多摩川への放流水に含まれていた汚染量:2600万ベクレル/一日)
7 146
6 116
5 164
4 112
3 126
2 127
1 140

2012年
12 164
11 203
10 181
9 173
8 221
7 255
6 173
5 281
4 250
3 117
2 193
1 231

2011年
12 359
11 469
10 376
9 494
8 371
7 678(7月の多摩川への放流水に含まれていた汚染量:1億9千万ベクレル/一日)

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【フロー計算表】

※数字をクリックすると資料が出ます。
25年10月(4日)のエコセメントの下水道への汚染水の放流 は114Bq/L(31.5+78.4)

下水道局・八王子水再生センターの捕捉汚泥を焼却した灰は325Bq/kg(95+230)
(9/25から10/8日)


325÷36(焼却時の濃縮率の逆算)=9.02Bq/kg(脱水汚泥の 放射能濃度) 

下水道局で捕捉できた放射性物質総量
9.02×74,000kg(74t/一日の脱水汚泥量)=667,480Bq
 
本来捕捉しなくてはならない総量
114×300,000L(300㎥/エコセメントからの下水道への一日の総排水量)=34,200,000Bq
多摩川に放流されている一日セシウム量 =34,200,000-667,480=33,532,520Bq(一日の排出総量)

一日の総排出セシウム量 3300万ベクレル


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