東京たまエコセメント工場から下水道に廃棄されたセシウムは下水道局で捕捉しきれずに、6月は一日当たり3300万ベクレルのセシウムが多摩川に放出された。
※計算は下記に提示

【今月の考察】
夏になり入荷する灰の汚染が若干低くなっていますが、これから秋に向けてまた上昇するのではないかという警戒をしています。

夏休みということもあり多摩川では子どもたちを主体とした様々なイベントが行われています。
一日もはやくこの汚染状況が「東京都がやらないならどこの自治体でもいいので」計測し、危険を喚起し、あるいは安全を確証して下さること期待します。

以下は陳情についてです。

東京都議会は都議選がありましたので今回は廃案となりましたので、本日7/31、再度同じ陳情書を提出して参りました。これで8月には新たな公営企業委員会がこの汚染状況を知ることになります。(通常同じ趣旨の陳情は出来ませんが、選挙の年に限っては二度出すことができます)

また5月に提出した世田谷区への陳情書に関しての報告。
世田谷区議会・福祉保険委員会で陳情書は審査されました。自民・公明の会派は全員不採択。水道水でも川でも放射能が大量に流れていたとしても気にしない方々のようです。区民の安全も。

他の野党会派の方々が随分しっかりと読んでくださり、少なくとも多摩川の汚染は問題だ、という視点を委員会の中で共有してくださったようです。
自民:不採択
公明:不採択
民主:継続
みんなの党・行革110番:趣旨採択
共産:継続
生ネット:継続

行革110番の大庭議員はエコセメント事業自体を止めることは出来ないのか、という問題提起までしてくださいました。ありがとうございます。
(※継続審査とは名ばかりで、実際にはほとんど審査されずに廃案になるものです。しかし不採択という形ではなく継続という姿勢が議員の意思を示していると解釈されています。熟議が必要だという認識は持っているということでしょう)

これで世田谷区がこの汚染を「知らなかった」ということは通らなくなりました。
今後も違う角度からアプローチしていきたいと思います。


【フロー計算表】

※数字をクリックすると資料が出ます。
25年6月(21日)のエコセメントの下水道への汚染水の放流 は116Bq/L(37.4+78.6)

下水道局・八王子水再生センターの捕捉汚泥を焼却した灰は520Bq/kg(170+350)
(6/20から7/2日)


520÷36(焼却時の濃縮率の逆算)=14.4Bq/kg(脱水汚泥の 放射能濃度) 

下水道局で捕捉できた放射性物質総量
14.4×74,000kg(74t/一日の脱水汚泥量)=1,065,600Bq
 
本来捕捉しなくてはならない総量
116×300,000L(300㎥/エコセメントからの下水道への一日の総排水量)=34,800,000Bq
多摩川に放流されている一日セシウム量 34,800,000-1,065,600=33,734,400Bq(一日の排出総量)
 


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