数字をクリックすると資料が出ます。

2(8)のエコセメントの下水道への汚染水の放流 134.21Bq/L(127+7.21)


下水道局・八王子水再生センターの捕捉汚泥を焼却 した灰は180+320500Bq/kg

1/29から2/12日)

500÷36(焼却時の濃縮率の逆算)=13.8Bq(脱水汚泥の 放射能濃度) 

下水道局で捕捉できた放射性物質総量

13.8×74,000kg74t/一日の脱水汚泥量)=1,021,200Bq

 

本来捕捉しなくてはならない総量

134×300,000L300/エコセメントからの下水道への一日の総排水量)=40,200,000Bq

多摩川に放流されている一日セシウム量 40,200,0001,021,200=39,178,800Bq
 

東京たまエコセメント工場から下水道に廃棄されたセシウムは下水道局で捕捉しきれずに、2月は毎日3900万ベクレルのセシウムが多摩川に放出された。

垂れ流し詳細はこちら

東京たまエコセメント問題

【今月の考察】


「たまあじさいの会」などの住民有志によるエコセメント訴訟は現在高等裁判所で審議されています。裁判の準備資料は私の
HP内に保管させて頂いています。こちら

訴訟代理人弁護士の一人である梶山弁護士からの報告で「エコセメント工場より下流で、伏流水を取水して都民の水道水になっている」という指摘を受け、現状を調べてみたところ、世田谷の砧・砧下浄水場で取水されたのち高度ろ膜濾過されてから、祖師谷にある大蔵給水場にあげ、世田谷から品川、目黒の一部に水道水として18万トン給水されていることがわかりました。

私が以前問い合わせた時は「井戸です」と言われ、川とは無関係と考えていたのですが、立型集水井(伏流水)というのは川のすぐ側に井戸を掘り、そこから地層をろ過してきた水を井戸から取水する方法であり、浄水場職員曰く「水としては川の水であるのは間違いない」ということでした。

 


■危険性「リスク?」

現在までに砧浄水場での放射能測定では原水を含め浄水もすべてセシウムではNDが出ている。
浄水 1回/週 <0.8

原水 1回/月    <0.8 

東京都水道局原水測定

 

エコセメント排水より下流で都内の水道水にしているのは、この砧のみとなっている。エコセメントの大量セシウム放棄の影響はいずれ出てくる可能性もある。セシウムは下流に向かって泥などとまじり河川内に堆積しながら東京湾に向かっていると考えられていて、その量はピーク時で15千万ベクレル/毎日となっている。

 

伏流水の特色からして一定のろ過は期待できるが(東大森口氏曰く)東京都の水道局によるブレンド(他の朝霞などの水と混ぜて測定)にしての濃縮測定ではなく、砧独自の原水と浄水の精密測定(1Bq/L以下)は必要であること。

 

伏流水(川のすぐ脇に井戸をほり、一定のろ過がされた水を井戸で吸い上げる)とはいえ、水溶性のセシウムが原水に漏れ出す可能性は極めて高い。あるいは現在はまだ現れておらず、これから汚染された水が出てくる可能性を含んでいる。
また水に含まれるといわれる放射性物質のトリチウムなどは測定しておらず、エコセメントから大量に流された物質が飲料水に入らないという保証はない、と懸念されます。
東京都環境局に連絡をしたところ、現状のリスクは理解出来たし危機感も共有するが、一級河川である多摩川の管理は国交省であり、測定は環境省なので都環境局としては手がでない。可能なら都水道局に原水の測定下限値を下げる要望を出してみてはどうか、という話しになった。

今後、少し時間をかけてでも「砧の原水・浄水の精密測定」を要望してみようと思うが、公表の原水データがNDを超えた場合は、ろ膜濾過を通しているとしても各個人で気をつけたほうが良いと思う。