東京たまエコセメント工場からの多摩川セシウム漏出を止めたい

多摩川への垂れ流しを止めるために東京都へ陳情します

2012年09月

8月のエコセメントの下水道への汚染水の放流は221Bq/L


下水道局・八王子水再生センターの捕捉汚泥を焼却した灰は(290+430720Bq/kg


720÷36
(焼却時の濃縮率の逆算)=20(脱水汚泥の放射能濃度)
下水道局で捕捉できた放射性物質総量 
20×74,000
74t/一日の脱水汚泥量)=1,480,000Bq 

 
本来捕捉しなくてはならない総量 
221×300,000
(エコセメントからの一日の排水量)= 66,300,000Bq 

 
多摩川に放流されている一日セシウム量 
66,300,000
1,480,000= 64,820,000Bq 

毎日6400万ベクレルのセシウムが多摩川の上流から放出されている


7
7500万ベクレル。放出量が一見減ったように見えるが、どうも違うようだ。
八王子水再生センターでの捕捉汚泥量が先月より増えたため、多摩川に放流される分が減ったように見えるだけだ。

そもそも、もっと綿密にいえばエコセメントから流れるセシウムは恐らく全く取れていないのではないか。八王子水再生センターが捕捉しているのは、他の分流式下水道から流れてくる汚水に含まれるセシウムではないかというのが予想だ。

何度も焼かれたセシウムは水に溶けやすく、沈殿槽や下水処理場のフィルター等を容易に抜けてしまう性質を持つのではないかと考えている。


  ※たまエコセメント問題

本ページに載せてある陳情書が都の公営企業委員会という水道や下水道、交通局などを所管する委員会に付託され、昨日陳情を取り上げられました

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13時から委員会開始。

傍聴席は私ひとり。議員は10人弱で、その正面に30人ほどの役人が所管のトップからずらりと並んでいる。交通局下水道局、水道局と審議が入れ替わるたびに、その30人がガタガタと席を立ち、別の所管役員が後ろから入ってきて次々に席につく。

昨日の委員会は7月に組織のトップから数名の配置換えがあり、議員に挨拶があった。

淡々と進み、やがて私の陳情。

下水道局職員が陳情に反論した。
「下水道局ではそもそも放射能測定義務はない。だが今までも測ってきたし、今年4月からは1から2Bq/Lまで下限値を下げた。これは公共用水域(海や川)への直接放流と同レベルの検査基準であり、ゆえにこれ以下の0.1Bq/Lまで下限値を下げるという必要はないと考えている」

一言の審議もなく採択に入った。

私が一度エコセメ問題のブリーフィングをさせて頂いた都議の西崎議員だけが採択に回って頂き、あとは不採択。よって委員会ではこの陳情は不採択となりました。
西崎議員におかれましては陳情と多摩川への危険への深いご理解を賜りありがとうございました。

まだ本会議はあるが、採択は見込めないだろう。

ただ私の当初からの見込みとして採択はされないとしても、記録は残った。
私の陳情書にははっきりとエコセメントからの排水に含まれるセシウムが下水道局をスルーしている事実を数値ではっきりと示してある。これを不採択にしたのは都議会である。

この記録を残すことが今回の陳情の目的だったもいえるので、とりあえず納得しています。

今後、多摩川の汚染が公になり(現在も水産物で常にアユ/ヤマメなどが高い数値を出しているが)河口付近の浚渫などで高濃度のセシウムが堆積していることがわかった時点からさかのぼっても、今回の陳情が無駄にならないと考えている。

また、応援して頂いていた方々へ朗報としましては、6月に池田こみち氏、東京都木村廃棄物対策部長、NHK谷田部解説委員、主催団体新藤常務理事(司会)、東大森口教授の5名が内幸町プレスセンタービルで瓦礫問題に関する公開パネル討論会を行った際、都の廃棄物対策部長がエコセメントからの排水に含有する放射性物質について触れた件があります。

委員会ではあっさりと陳情を退けましたが、都の上層部では漏出セシウムについての問題意識はあるのだということ。これらは記録にも残されています。(近日冊子になるそうです)
32回『都市問題』公開講座 どう処理する、震災廃棄物 (2012/6/9)


本会議まで私もやれる事をやっていきますが、今回のことで少しでも多摩川の汚染を気にかける人が増えるといいなぁと考えています。


                                           ※東京たまエコセメント問題

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