東京たまエコセメントについて行政が言及した発言です。

「やらなければならないが、今のところアイデアがない」
 6月パネル討論会【どう処理する、震災廃棄物】
P57・都環境局廃棄物対策部長・木村尊彦氏の発言


http://www.timr.or.jp/publish/koukaikouza/test.html

P57/東京都環境局廃棄物対策部長・木村尊彦氏
「多摩はいまエコセメントというところでリサイクルをしていますと申しましたが、多摩の灰はエコセメントに行きまして、水で洗います。放射性セシウムは水に溶けますから、洗った灰にはセシウムは残らないので、セメント工場に行きます。
 では、洗った灰はどこに行くかというと、いま下水放流していますので、地下の下水道を通って八王子の水再生センターという下水処理場に行きます。そのあと放流水として多摩川に流れるのか、汚泥、スラッジとして残るのか、どちらか私はわかりません。
 汚泥、スラッジとして残っているとすれば、東京都の埋立地に全部集めているという形になります。
 森口さんが心配していらっしゃるのは、多摩川に流れていって、鮎ですとか、いずれ東京湾に流れていって、そこの魚にどれだけ影響するのかということでしょうか。それを流さないために保管するとなったら、皆さんの近くで保管するのか、それとも埋めたて地をどこかに隔離するのか。そういうことをこれから考えなければいけない。あるいは今すぐしなければいけないのであれば、それはやらなければいけませんが、私は今のところアイデアを持っていません」

今年の六月の討論会です。
それから数ヶ月。
東京都下でもいよいよ震災瓦礫焼却が各清掃組合で始まり、放射能だけじゃなくアスベスト等を含んだ焼却灰がエコセメントに運びこまれています。
それらがフローの末どこに向かうのか。市民でも注視すれば必ず行き着く先を見つけることが出来ます。

10月5日に締め切りとなった環境省のパブリックコメントでは、下水道局での「汚泥焼却灰」の放射能測定は今後不要だという知見が認められ、
規制の緩和から焼却灰に含まれるセシウム等の公表義務が無くなる予定です。そうなると下水道局で捕捉出来ている量すらが闇の中となります。

放流水に含有するセシウムから概算はできますが、今までのような正確な垂れ流し量は出せなくなっていくでしょう。こういったことを分かりにくいパブリックコメント一つで決定していく過程も信じがたいものがありますが、何より自分たちに身近な多摩川の汚染にもう少し、もう少しでいいので、近隣の方々は注意を払って頂きたい。
何が出来るかは分かりませんが、ただ水辺に子供を近づけないことは出来るはずです。

私には力がなく、陳情一つ通すことは出来ませんでした。
あなたの子供を守るのはあなたです。
あなたの川を守るのはあなたです。

気づくだけでも何かが変わるはずです。 

※東京たまエコセメント問題