これまでの経緯はメインHPの方でご説明してきた通りですが、
5月と6月の東京たまエコセメント工場の環境データを見ていて気になったこと。
また気にしなくてはならないことを少し。

「下水道放流水の比較」
4月250Bq/L
5月281Bq/L
6月211Bq/L
三多摩から搬入される焼却灰の放射性濃度自体が少し下げているという程度の微妙な状態。

気になること.1
3月までのデータあった金属回収汚泥に含まれるセシウムの数値が、
4月からは無くなったこと。年間収入計上しない金属回収処理(山本還元)はエコセメントの稼ぎどころ。
突然止めるというのは考えにくい。にも関わらず数値がなくなった。

気になること.2
6月からは三多摩地方で「女川町からの震災瓦礫の搬入」が各清掃組合で問答無用に始まった。
必要性の無い広域処理が強引に進められるている中で、6月半ばからは世田谷と練馬で、7月に入ってから今度は江戸川区の清掃工場から相次いでアスベストが排ガスから検出され、都内23区清掃事務組合は対応に追われている。

そんな中、三多摩のアスベスト計測すらやっていない衛生組合や衛生センターなどが「アスベストを多量に含有した焼却灰」をエコセメンに搬入している可能性が高まっている。

また瓦礫の中にはCCA(クロム・銅・ヒ素)といった猛毒が、建築防腐剤などとして使用されていた経緯から多量に含まれていると懸念されている。それらがエコセメント工場でどういった挙動をとるかは不明だ。

エコセメント工場周辺では工場稼働時から喘息罹患率があがるなど排気にも問題を多く抱えているプラントだ。
三多摩から入れられた灰に含まれた有害物質がどこまで集中的に管理されているか、放射能を別にして再考すべきポイントにきているだろう。

東京都議会への陳情は秋口になるまで審議されるかどうか不明。
夏の終わり頃、都の法制課に尋ねてみることにする。

                                              ※東京たまエコセメント問題